Pocket

こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの箭吹雅代です。

人生の節目で見直すことで強い家計を作る家計見直し相談を行っています。

さて、今日のテーマは「50歳からの住宅購入。住宅ローンは組める?老後は大丈夫?」です。

夢のマイホームというように、いつか自分の家を持ちたい、と考える人も多いのではないかと思います。若いうちに住宅を購入し、住宅ローンを組めば返済期間も長く取れます。

しかし、50歳から住宅購入をする場合、住宅ローンを組めるのでしょうか?老後は大丈夫でしょうか?

また、この世代であれば、子供の教育費がまだまだかかる世代です。

子供の教育費と合わせて住宅ローンを返済できるのか、考えてみたいと思います。

もくじ

50歳からの住宅購入シュミレーション

50歳からの住宅購入を考えるにあたり、仮で設定をしたいと思います。

(実際の相談内容に少しアレンジを加えております。)

年齢:50歳 子供1人(15歳中学3年生)

年収500万円

定年年齢:65歳

貯蓄:2,000万円

退職金:なし

現在の家賃:7万円

希望住宅価格:3,000万円

この場合、住宅購入は不可能ではありませんが、家計の見直しをしておく必要はあると思います。

それでは、ポイントを見ていきましょう。

50歳からの住宅購入はこう考える

1.3,000万円という価格は妥当か?

出来ればもう少し価格を抑えた方がよいとは思うのですが、気に入った物件があって購入したいというのであればこの価格で考える必要があります。

住宅を購入する際には、諸費用と頭金が必要となります。

頭金が多い方が借り入れは押さえられますので、のちの返済は楽になります。

さて、ここで諸費用は住宅価格の1割ほど300万円で考えておきます。

すると貯蓄の残りは1,700万円です。

しかし、貯蓄全てを住宅購入に充ててしまうと、家計に余裕がなくなり、何かあったときに困ってしまいます。

なので、この場合少し余裕をもって300万円ほど現金で残しておきます。

(生活費3~6か月ほどは残しておいた方がよいと思います。)

さて、そうすると残りは1,400万円です。

1,400万円を頭金にすると、残りは1,600万円です。

1,600万円を住宅ローンで借り入れるわけですが、ポイントとなるのが、借入期間です。

65歳で定年退職するのであれば、出来ればそれまでに完済しておく方が安心です。

つまり、ローンの返済期間として残された時間は15年ということになります。

金利にもよりますので、一概には言えませんが、1,600万円を15年住宅ローンで借入れする場合、月々の返済額は10万円ほどとなります。

住宅を購入した場合、賃貸のときにはかからなかった維持費が必要となりますので、返済額と合わせると月13万円ほど見ておきます。

賃貸では、月7万円の家賃なので、このときより負担は大きく増えることとなります。

この場合、一生賃貸の方が安く済む可能性が高いです。

一生賃貸の場合より費用を押さえたいということであれば、3,000万円の物件は高すぎるといえます。

ただ、家計のやりくりを工夫すれば不可能ではない金額ではないかと思います。

また、住宅ローンには「元利均等返済」と「元金均等返済」の2タイプがありますが、50歳で収入も十分であれば、「元金均等返済」を選択すると、返済総額は「元利均等返済」より少なくて済み、また後半の返済が楽になりますので、例えば役職定年などで途中で収入減となる事態にも備えられておすすめです。

元利均等返済と元金均等返済については関連記事もチェックしてみてください

住宅ローンの返済方法は2つ。返済総額の違いは?得するのはどっち?!

2.教育費とのダブル負担は問題ないか?

住宅購入にあたって気を付けておかなければならないことは、今後の家計についてです。

現在の家計の状態を見て大丈夫!と思っても、将来どこかで苦しくなってしまっては大変です。

特に子供の教育費は、大学へ進学する時に最大となります。

現在より、子供が成長した後の教育費に注意する必要があります。

教育費の負担を考えると、出来れば子供には国公立大学に進学してほしい・・・そう思っても、思い通りになるとは限りません。

また、進学データを見ると、私立への進学率が7~8割を占めていることからも、子供が私立大学へ進学するという前提で考えた方が現実的です。

私立大学に進学できるだけの資金を準備出来るか、住宅購入前にシュミレーションをして、もし厳しそうであれば、もう少し安い物件を探すなど対策を立てる必要があります。

3.今後は貯蓄だけでなく資産運用も考えてみる

人間、何歳まで生きるか分かりませんが、日本人の平均寿命は延びているようです。

ということは、それだけ老後にかかるお金も増えていると言えます。

年金だけで十分生活出来るのであれば、心配ないのですが、残念ながら、ある程度は自分で老後資金を準備する必要があります。

貯蓄を住宅購入に充て、その後教育費のピークを迎える場合、思ったようには貯蓄が出来ない可能性も高いです。

ですので、今後は、貯蓄だけでなく、資産運用も考えてみてもよいと思います。

投資は長期が基本。

50歳から始めるとまだ十分間に合います。

ですので、まだ投資を始めていないということであれば、投資についても考えてみてはいかがでしょうか。

とはいえ、50歳からスタートする場合、大きな失敗は避けた方が無難です。

ハイリスクハイリターンなものより、リターンはそれほど大きくはなくても、より安全なものを選ぶほうがよいでしょう。

例えば個人向け国債や投資信託などは初心者でも始めやすいので、検討してみてください。

個人向け国債については関連記事→安心?安全?損しない投資があるって本当?

投資信託については関連記事→易しく分かる!ゼロからスタート投資信託

も合わせてチェックしてみてください

まとめ

いかがだったでしょうか。

住宅ローンは組む前が肝心です。住宅ローンは例え家計が苦しくなっても途中で止めるわけにはいかないので、利用する前にしっかりシュミレーションして家計への負担が大きすぎないかを確認しておくと安心です。

当方ではファイナンシャル・プランナーがプロの目線で住宅ローンのシュミレーションも行っています。

1人1人に合った、オーダーメイドの家計プランを作成しますので、住宅取得の計画にも役立ちます。

独立系ファイナンシャル・プランナーですので、忖度することなく、あなたに合ったアドバイスをおこないます。

ぜひお気軽にお問合せください。

家計見直し相談

  • 教育資金はどのように準備すればよいか知りたい
  • 老後資金は足りるのか不安に感じている
  • 住宅ローンと教育費の支払いが重なり不安、今後の家計に問題はないか、シュミレーションしてほしい

  等

家計に関するお悩みに対し、解決策を提案いたします。

スタンダードプラン:オンライン相談回数3回

詳しくはこちら

プランを見る

お申込みはこちら

関連記事