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こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの箭吹雅代です。

人生の節目で見直すことで強い家計を作る家計見直し相談を行っています。

さて、今日のテーマは「退職後に教育費が最大化する不安はどう解消する?晩婚夫婦が教育資金と老後資金に備える方法」です。

結婚する年齢は人それぞれです。その中で、今回は晩婚夫婦の家計について考えていきたいと思います。教育費が一番かかるのは、子供の大学進学時です。しかし、晩婚夫婦の場合、その頃すでに退職し、老後生活に入っていることもあります。収入が減少したタイミングで教育費が最大化する、子供の教育費だけでなく、自分たちの老後資金も必要です。

そこで、今日は晩婚夫婦が教育資金と老後資金に備える方法について、考えていきたいと思います。

もくじ

それまで順調な資産形成も退職後一気に形勢逆転の赤字に転落?!

【シュミレーション】

夫(50歳):年収約700万円

退職金は60歳で約1,000万円その後は65歳まで再雇用で働く。

年収は約200万円までダウンの予測

妻(45歳):年収約100万円(60歳まで働く予定)

子(5歳)

貯金800万円

住宅ローンあり年間132万円(金利2.0% 返済期間は夫が73歳まで)

子供の進学は、中学までは公立、高校・大学は私立を予定

さて、こちらの場合、夫が60歳のとき定年退職を迎え、その後再雇用となり収入が減少する予定です。子供の大学入学時夫は64歳。収入がダウンした後ということになります。

こちらの家庭では、年金生活に突入してからも教育費用がかかり、さらに住宅ローンの支払もまだ続いていますので、収入の減少が大きな痛手となります。

そのため、夫が60歳のとき退職金は出るものの、それ以降の家計は赤字が続きます。そして、60代後半には貯金も底をつき、ついに家計が破綻してしまいます。

では、家計の破綻を防ぐ手立てはあるのでしょうか?

ここから家計の改善方法について考えていきたいと思います。

老後の家計を守るために改善すべき家計のポイントとは?

子供の進学スケジュールは既に決まっており、変更することはできません。

もちろん、子供が私立ではなく、国公立大学に進学すると、もう少し負担は軽くなるかもしれませんが、現状では、大学進学する学生のうち、7~8割は私立大学に進学しているので、あまり楽観的に考えず、ここは私立進学の想定のままで考えておく方が現実的だと思います。

では、改善できるポイントを見ていきたいと思います。

1.収入を増やす

実は、こちらの家庭の場合、教育費と住宅ローンの返済のために、流動性に乏しくなっています。また、特にこれといった無駄遣いもないため、削るところもあまりないというのが正直なところです。早い段階で住宅ローンを繰り上げ返済すると、老後の家計は多少楽になるかとは思いますが、しかし、まだこれから教育費が上がっていく時点で住宅ローンを繰り上げ返済しては、家計に余力がなくなる恐れがあります。もし繰上げ返済する場合は、慎重に行うべきでしょう。

そこで、一つの提案として、夫婦共に5年程プラスで働いてみてはいかがでしょうか。

夫は、65歳以降はアルバイトで年200万円ほど、妻は今のまま年100万円ほど収入を確保することで、家計の改善を図ります。

2.住宅ローンの借り換えを検討する

住宅ローンは、借り換え時に費用がかかりますので、必ずしも節約になるとは限りません。

借り換えが節約になる目安としては、以下のような条件と言われています。

  • 金利差が1%以上
  • 残り返済期間が10年以上
  • ローン残高が1,000万円以上

こちらはあくまで目安です。残りの返済期間が長かったり、ローン残高が多い場合には金利1%以下であってもメリットがある場合も考えられますので、上記の条件にこだわらず、一度試算してみる方がよいでしょう。

現在住宅ローンは、金利が低めのため、金利2%の住宅ローンから借り換えるメリットは十分考えられます。

3.それでもまだ厳しいようなら、将来奨学金の検討も必要かも

上記のような改善をしても、まだ家計は苦しい場合は、将来奨学金の検討も必要かもしれません。

奨学金は子供がいずれは返していかねばならないものなので、出来れば負担をさせたくない。そんな親心があるかもしれませんが、返済不要の給付型奨学金もあります。

特に給付型奨学金で重要となるのは、世帯収入です。

また、2020年度からスタートした新たな制度においては、給付型奨学金の受給に加え、大学等の入学金や授業料が減免される場合があります。

こうした制度を利用出来る可能性がありますので、進学の際は奨学金について調べてみることをお勧めします。

特に給付型奨学金の場合は、申込みの締め切りが早いので、早めに子供と一緒に動く方が賢明です。

高校2年生終わりごろには親子で話し合っておくようにすると、慌てず準備することが出来ると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今のままでは家計は大丈夫だろうか?不安に思っても、何が問題でどうすればよいのか、中々分かりづらいものです。

ですが、現在の家計から人生の変化を元に家計の変化も合わせてシュミレーションしていくと、問題点が見えてきます。

問題点が見えてきたら、解決策も見えてきます。

ただ、こうしたシュミレーションは、自己流ではなかなか難しいものです。そういうときは、一度家計のプロに相談してみませんか。

人生は人それぞれであるように、家計もそれぞれです。

自分にあった家計診断をプロに相談してあなただけの強い家計を作ってみませんか。

強い家計は幸せにつながります。

個別のWEB相談も受け付けております。

家計見直し相談

  • 教育資金はどのように準備すればよいか知りたい
  • 老後資金は足りるのか不安に感じている
  • 住宅ローンと教育費の支払いが重なり不安、今後の家計に問題はないか、シュミレーションしてほしい

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