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こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの箭吹雅代です。

人生の節目で見直すことで強い家計を作る家計見直し相談を行っています。

さて、今日のテーマは「老後の住まいが不安な年収300万円シングルマザー。マンション購入は正解?」です。

離婚後しばらくは賃貸マンションや実家に住んでいても子供が大きくなったり、これからのことを考えてマンションの購入を検討し始めるとき、マンションを購入しても大丈夫なのかな、住宅ローンは組めるのかなと不安に思うことも多いと思います。

今日は、年収300万円のシングルマザーがマンションを購入決意?この決断は正解なのかについて解説していきたいと思います。

もくじ

【シュミレーション】年収300万円のシングルマザーマンション購入を考える

■家族構成

本人(36歳)

子(10歳)

■収入

年収:300万円

養育費:年60万円(月5万円)*子供が20歳になるまで

児童手当:年12万円

■現在の支出

家賃:86.4万円(月7.2万円)

生活費:年180万円(月15万円)

保険料:年14.4万円(月1.2万円)学資保険

■希望物件

子供の学区内で580万円築26年の中古マンションを考えている

フルリフォームが必要で200万円ほどを予定

トータル800万円くらいで住宅ローン(リフォーム一体型の住宅ローン)の利用を検討中

取得後にかかる費用は以下の通り

修繕費年15.6万円(月1.3万円)

管理費年16.8万円(月1.4万円 )

駐車場年8.4万円(月0.7万円)

固定資産税9万円。

■住宅・生活に対する不安

現在は賃貸マンションに住んでいるが、このまま生涯家賃を払い続けなければならないことが不安で、今回マンションの購入を検討することに。

なぜ、今のタイミングかと言うと、子供が成長すると児童手当・養育費の支払いがなくなり、収入が減少することが分かっており、その前にマンションの購入に踏み切りたいから。

シングルマザーが住宅ローンを組んで大丈夫か?

希望の物件を取得した場合、現在・将来の家計はどうなる?

1.現在の家計・将来の家計

まず、現在の家計については、マンションを購入していきなり困ることはなさそうです。

ただ、将来の家計については、少し注意が必要です。

子供が成長すると、児童手当、養育費の順になくなり、収入が減少することについて不安に感じていらっしゃいますが、実はここで一つ、抜けている視点があります。

それは、子供の生活費・教育費という支出についてです。

確かに収入の減少は不安ではありますが、子供が成長して社会人になると、子供の生活費や教育費の支出もなくなります。

つまり、子供の成長によって児童手当や養育費等の収入がなくなるからといって、必ずしも家計が苦しくなるとは限りません。

ただ、養育費が20歳までとのことなのですが、子供が大学を卒業するのは22歳。

養育費の支払い終了後2年間はまだ子供の教育費がかかるので、この間の家計は確かに苦しくなり、赤字になってしまう可能性もあります。

ここでもう一つ知っておきたいのが、児童扶養手当です。

こちらの家庭は児童手当のみ受給中ですが、児童扶養手当も受給出来る可能性が高いので、申請することをおすすめします。

他にもひとり親世帯に対する支援がありますので、利用できるものは利用して少しでも家計の負担を軽減してください。

ひとり親世帯はぜひ活用したい、支援制度とは?

それでも苦しい場合は、最後の手段ですが、場合によっては奨学金の利用も検討する必要があるかもしれません。

教育資金準備が不安なひとり親世帯に知っておいてほしい教育費と奨学金

2.築26年の中古マンション購入に関する注意点

築26年の中古マンションの購入を検討しているということですが、注意しなければならないのが、築年数です。

現在36歳で平均寿命くらいまで生きるとすると、あと50年年くらいはこのマンションに住み続けることになります。しかし、築26年のマンションを購入する場合、老後まで住み続けられるか疑問です。もしかしたら住み替えが必要になるかもしれず、そう考えると、今この中古マンションを購入することが、老後の住まいの安心につながるかどうかは不明です。

ただ、築浅の他の物件となると、当然ですが、価格も上がる可能性が高いので、その辺のバランスは考えていかなければなりません。

3.マンション購入の判断は?

以上のことから今回築26年の中古マンションを購入した場合、

  • 家計にすぐ問題が発生するわけではないが、将来、特に子供が大学生になったときに家計の負担が大きくなり赤字となる可能性がある。
  • 少しでも家計の負担を減らすために児童扶養手当などの公的支援の利用を検討する、場合によっては大学進学時には奨学金の利用も検討しなければならなくなる。
  • 築年数から考えると老後まで住み続けられるかは疑問。老後の住まいの安心を手に入れたいのであれば、他の物件も検討してみる必要がある。

このように考えると、老後の住まいを心配して今、この中古マンションを購入することがベストな選択とは言えないのではないかと思います。

もう少し時間をかけて物件を探してみる、その間に貯金を増やしておくなど、将来住宅購入するつもりで今は準備の時期と捉えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。

住宅購入は現在の家計だけでなく、将来の家計も見据えて計画することが重要です。

今の家計だけ見ると問題ないように見えても、将来、住宅ローンの返済が家計を圧迫することもあります。

長い目で見て安心な家計こそ、本当に安心できる家計です。

人生の節目には、家計を見直してみませんか?

ファイナンシャル・プランナー(FP)は、それぞれの家計に合った診断・アドバイスを行います。

ぜひご相談ください。

人生は人それぞれであるように、家計もそれぞれです。

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