
こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの箭吹雅代です。
人生の節目で見直すことで強い家計を作る家計見直し相談を行っています。
さて、今日のテーマは「投資、分からないからって敬遠してない?~教えてREIT~」です。
投資についてのお話です。
投資といえば株や投資信託が先に思い浮かぶかもしれません。
それに比べ、REITはあまり馴染みがないものではないでしょうか?
今日はそんなREITにフォーカスを当てて解説していきたいと思います。
投資は自己責任です。やるかやらないかは個人の自由なので、投資を薦めるような内容ではありませんが、どちらにしても、知っておいてソンはないと思います。
家計を守るのはお金の知識。まず知ることが大切です。
もくじ
そもそもREITって何?
REITも投資信託の一種ですが、投資対象が不動産というところが特徴です。
投資信託については関連記事もチェックしてみてください。
→ 投資、分からないからって敬遠してない?~教えて投資信託~
REITとは日本語で不動産投資信託といいます。
元々REITはアメリカで生まれたものですが、その日本版のことを”Japnan”のJをつけて、J-REITと呼びます。 (今日はREITで統一します。)
REITとは、色々な人からお金を集めて不動産を購入し、運用します。不動産ですので、賃料や売却益などが得られます。そうして得られた収益を投資した人に還元していきます。
投資対象となるのは、マンション、ホテル、オフィスビル、商業施設、物流施設、ヘルスケア施設などです。

REITの特徴
REITの特徴は、1.少ない資金で不動産投資が可能2.得られる利益が大きい3.手軽に売買できる の3点です。
1.少ない資金で不動産投資が可能
REITの特徴としては、まず、少ない資金で不動産投資が出来ること。
自分で物件を探して不動産投資を行うとなると、何百万円という、多額の資金が必要ですが、REITであれば、自分で不動産投資をするより必要資金は少なくてすみます。
また、不動産投資であれば、1つ買うだけでも金銭的な負担が大きいため、分散投資をするのは難しいですが、REITであれば、分散投資も可能です。
2.得られる利益が大きい
REITは得られる利益が大きいのが特徴です。
なぜか?
それは、REITでは、利益の90%が投資した人に還元されるからです。
投資した金額に対して、利益がどれくらいの割合かを表す、利回りで比較してみると、一目瞭然です。
株式の平均利回り→1.8%(2021年1月末時点)
REITの平均利回り→3.88%(2021年1月末時点)
株式とくらべても、REITの方が得られる利益の割合が大きいことが分かります。
3.手軽に売買できる
投資信託には、1日1回値動きするタイプと、株式のように取引時間中は値動きがあり、株式のように取引できるETFというタイプがありました。
REITの取引スタイルは、ETFと同じで、取引時間中は値動きがあり、株式のように取引します。
ですので、REITは手軽に売買できるところも魅力の一つと言えます。

REITってどうやって買うの?
REITの買い方は、株式を買うのと全く同じです。
まず、証券会社に口座がなければ、口座を開く必要があります。
手数料を抑えるのであれば、ネット証券がおすすめです。
この手数料、証券会社によって相当差があります。
証券会社を選ぶ際、手数料の確認は必須です。
REITもNISAの対象ですので、NISAを利用する方が税金面でオトクです。
REITは上場しているものなので、株式同様、値段を指定して買うこともできますし、特に値段を指定せずに買うことも出来ます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
REITは元本保証ではないので、元本割れするリスクはあります。
投資はあくまで自己責任ですので、無理に始めることはないと思います。
しかし、投資について知っておいて損はないのではないかと思います。
人生は人それぞれであるように、家計もそれぞれです。
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