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こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの箭吹雅代です。

人生の節目で見直すことで強い家計を作る家計見直し相談を行っています。

さて、今日のテーマは「住宅ローンの悩み~気に入った家を買いたい!年収500万円子供1人。3,000万円の住宅取得は可能?~」です。

住宅購入を考え、色々と物件を探していて、気に入った物件が見つかるとうれしくなりますよね。ただ、問題となってくるのは、その値段です。

よい物件は、思ったより値が張ることも。どうしてもここに住みたい!夢は膨らむばかり。しかし、そんな気持ちと裏腹に、住宅ローンには不安を感じてしまいます。

今日は、年収500万円で3,000万円の物件を買うのは無謀か?ということを考えていきたいと思います。

もくじ

FPが考える住宅ローンと家計のバランスのコツ

ファイナンシャル・プランナー(FP)は、家計のプロ。さまざまなご家庭の家計の状況をお聞きし、現状の分析から将来の計画まで、家族が安心して暮らせるよう、家計の面でサポートします。

FPが住宅ローンを考えるときは、住宅ローンだけでなく、その家計と将来の見通しまで含めてみていきます。

さて、今回は、以下のようなご家庭の住宅ローンについて見ていきます。

夫(33歳):年収500万円

妻(33歳):専業主婦のため収入はなし

子(2歳)

頭金なしで3,000万円の中古住宅を購入したい。(変動金利で35年ローン)

さて、このケースでポイントとなってくるのは、

  • 妻が今後働いて収入を得る予定はあるのか
  • 子供の教育資金の準備とのバランスをどう考えるか

となります。

年収500万円で3,000万円の物件を買うことは無謀か?

まず、初めに現状の家計のまま、3,000万円の住宅を頭金なしフルローンで購入すると、家計に無理が生じます。

結論、無謀です。

でもここで終了してしまっては、FPの意味がありません。

ということで、ここからは無謀を可能にするための改善策を考えていきます。

本来であれば、頭金が貯まるまで住宅購入は先延ばしにする、もう少し安い物件を探すなどしたいところですが、何せ気に入った物件がある場合は、どうしてもこれがいい!と思ってしまいますよね。先延ばしにしていては、他に買い手がついてしまうかもしれません。

そこで、こちらの物件を購入する場合、3,000万円フルローンで購入することになりますが、そうなると、家計に占める住宅ローンの割合が高めで、家計を圧迫する可能性があります。

そこで、ポイントとなってくるのが、妻の収入です。

現在専業主婦で収入がないとのことですが、例えば、2年後くらいを目途に、年収100万円程度を想定して働いてみてはいかがでしょうか。

そうすると随分家計が改善されます。

さて、もう一つ考えておかなければならないのは、子供の教育資金です。

妻も働きに出て、収入を得られるようになると、家計は改善されるものの、子供が大学進学するころに、教育資金がピークに達し、このころに家計が苦しくなる可能性があります。

幸いまだ子供が小さいので、十分時間があります。

教育資金は、子供が小さいうちが貯め時です。

今のうちから大学進学のために教育資金の準備を始めておくことが重要となります。

大学進学する場合、国公立大学の方が学費は抑えられますが、現状、私立大学へ進学する学生は7~8割となっています。

そのため、教育資金の準備は私立大学を想定しておいた方が現実的です。

最後に返済期間ですが、出来れば年金生活に入る前に払い終えておきたいものです。

33歳で35年ローンを組んでしまうと、老後生活に突入してもしばらくローンを払い続けることとなります。

そこで、毎月の返済額は少し増えますが、返済期間を少し短縮し、がんばって老後までに返済を終えるようにしておいた方が賢明です。

あれ?ここでもう一つ心配事が・・・そう、老後資金です。

住宅ローンを払い、教育資金を準備し、その上自分たちの老後資金の準備まで・・・出来るものなのでしょうか?

こちらの家庭の場合、子供が社会人となる年の夫婦の年齢はまだ54歳です。

もし、それまで子供の教育資金で手一杯で老後資金の準備まで手が回らなかったとしても、ここからがんばれば準備が可能です。

もちろん、早いうちから準備出来るのであればそれに越したことはないですが、もし難しいのであれば、無理せず教育資金に集中しておく方がよいかと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

住宅を取得することで、老後の住宅費の負担は軽くなります。

ただ、それまでの長い住宅ローン返済という道のりは決して楽ではないでしょう。

現在の家計だけ見て大丈夫!と思うのはキケンです。

今後家計が変化したときに対処できないかもしれません。

重要なのは、住宅ローンを組む前にシュミレーションしておくことです。

人生は人それぞれであるように、家計もそれぞれです。

自分にあった家計診断をプロに相談してあなただけの強い家計を作ってみませんか。

強い家計は幸せにつながります。

個別のWEB相談も受け付けております。

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  • 教育資金はどのように準備すればよいか知りたい
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  • 住宅ローンと教育費の支払いが重なり不安、今後の家計に問題はないか、シュミレーションしてほしい

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