
こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの箭吹雅代です。
人生の節目で見直すことで強い家計を作る家計見直し相談を行っています。
さて、今日のテーマは「お金と上手に付き合う3つのポイントとは?」です。
貯金なんて出来ない。
今の生活だけで精いっぱい。
だから、貯金はゼロ、ましてや将来のためにお金を増やすなんて考えられない?
しかし、貯金ゼロって、とても不安ではありませんか?
今日は、お金と上手に付き合う3つのポイントについて、お伝えしたいと思います。
もくじ
- お金と上手に付き合う3つのポイントとは?
- お金を“貯める”
- お金を“増やす”
- お金を“減らさない”
- お金と上手に付き合う上で大事なこと
お金と上手に付き合う3つのポイントとは?
さて、お金と上手に付き合って増やすには何が必要でしょうか?
貯金
節約
宝くじ・・・?
お金を増やす方法は世の中に色々ありますが、まずは、3つの鉄則を抑えて全体像を把握しましょう。
お金と上手に付き合う3つのポイント、それは・・・
- 貯める
- 減らさない
- 増やす
一つずつ解説していきましょう。

お金を“貯める”
お金を“貯める”とは、そのまま、貯金のことです。
まずここから始めましょう。
貯金とは、言い換えれば
“収入が支出より多い場合に手元にお金が残る“
ということ。
だからこそ、貯金でポイントとなるのは収入と支出のバランスです。
ところで、あなたは、1か月の支出を把握していますか?
- 食費
- 光熱費
- 家賃
- 通信費
- 交際費
等々
特に会社からお給料をもらっている方は、収入は把握しやすいでしょう。
同時に、支出もきちんと把握していますか?
収入より支出額を少なくしなければお金は貯まらないので、まずは、どれくらい支出があるのかを把握する必要があります。
支出を把握するのであれば、家計簿!
あ、今嫌な顔しましたね?
分かります、私も家計簿嫌いです、ほとんど続いたことがありません。
でも1~2か月、我慢して使ってみてください。
ある程度支出が把握出来たらもう使う必要はありません。
まずは月々の支出額を把握し、そこから貯金計画を立てます。
順序を経ないでやみくもに貯金しようとしても、続かないですし、無理が出てきて途中で諦めてしまいかねません。
少し面倒ではありますが、貯金を始める前に、収支額を調べてみてください。
貯金をするには収入より支出額を少なくしなければならないので、場合によっては節約も必要となってきます。
家計簿をつけてみると、無駄も見つけやすくなります。
収支を把握した上で、無理のない目標貯金額を設定してみてください。
そして、まずは、お給料が入ったら、貯金額を別の口座に移して、使わないようにします。
使った後に残った金額を貯金しようとすると、ついつい使い過ぎて貯金できなかった!ということになりかねません。
なので、お給料が入ったらまず、貯める分を取っておく。
そして、貯金分を除いたものを使うようにすれば、毎月貯金が出来るようになります。
お金を“減らさない”
貯金が上手く出来るようになれば、次のステップはお金を“減らさない”です。
お金を“減らさない”とは、保険のことです。
病気になったり、ケガをしたり、それは突然やってきます。
そんな時、治療費を貯金で賄えればいいのですが、貯金がなければ治療を受けるのも難しくなるかもしれませんし、そもそも、将来のために貯めていた貯金を使ってしまうと、病気が治ったとしても将来が不安になってしまうかもしれません。
保険に入っていれば、治療費は保険で賄えるので、貯金を大きく減らす心配はなくなるでしょう。
どのような保険が必要かは、人によってそれぞれですが、例えば子供がおらず、扶養している家族がいないということであれば、高額な死亡保険は必要ないですし、反対に子供が幼いのであれば、ある程度しっかり死亡保険は用意したいものです。
また、医療保険は子供がいる・いないに関わらず自身のために必要であれば、加入しておきます。

お金を“増やす”
さて、貯金も出来るようになり、保険にも検討した、そんな方の最終ステップはお金を“増やす”です。
お金を“増やす”とは、投資のことです。
投資というとリスクがある、損をすると思っていませんか?
確かに何も知らずに投資を始めるのは危険です。
ある程度投資の勉強は必要にはなりますが、投資は決してリスクだけではなく、お金を増やしてくれるものです。
とはいえ、投資と言われても色々あるし、どれがいいのかわからない。
だから始めるのは躊躇している、という方も多いのではないでしょうか。
- 株
- 債券
- FX
- 不動産
- 金
等々
そんな中、初心者でも比較的始めやすいものがあります。
少額で始められ、運用を専門家に任せられる投資信託です。
投資信託とは?
投資信託とは、一般の投資家から資金を集めて、それをプロが投資運用して、結果として得られた利益を投資家に配分するシステムです。
また、少額で始められる他、積み立てることもできるので、無理なく始められ、無理なく続けられます。
積立投資の場合、一定額で購入するため、価格が安いときは多い量を、価格が高いときは少ない量を購入することになり、総じて平均的な運用成績となります。
さらに短期の値下がり・値上がりに一喜一憂せず、長期保有することが大切です。
さて、投資信託といっても色々なものがあります。
そこで、投資信託を選ぶ際は、運用コストを必ずチェックするようにしてください。
- ①販売手数料
- ②信託報酬(運用管理費)
- ③信託財産留保額(解約時にかかる費用)
お金と上手に付き合う上で大事なこと
いかがだったでしょうか。
計画もなく、ただやみくもに節約・貯金だけをがんばっても安心した将来がやって来るかは分かりません。それに特に目的も、目標もないままがんばっても、中々続かないものです。分からないからいつまでも不安から解放されないままですよね。
お金には、計画性が大事です。
お金のことを知ることは、人生に必要なことではないかと思うのです。
人生は人それぞれであるように、家計もそれぞれです。
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